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LDK(キッチン)のフローリング張替え

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<システムキッチン/流し台の下の床の張替えで、最初に決める事>

キッチンを含むLDK等のフローリングを張り替える場合、ネックとなるのは、流し台orシステムキッチンの下の張替えをどうするかです。キッチン下の床の処理をケース別にメリット/デメリットをまとめてみました。
  既設の
床の状態
リフォーム後の
床の状態
リフォーム後の
キッチンの下の処理
メリット デメリット
1 1層構造
(フローリング材のみ)
2重構造
(重ね張りor
一部張替え+重ね張り) 
キッチンの下のみ、そのまま 作業が一番楽
流し台orシステムキッチンを移動する必要が無い
水周りの下の床を確認しないので不安が残る
2 キッチンの下を重ね張りする。 床の強度・耐久性が向上 キッチンの高さが変わるので、ガスや水道の配管等に工事が必要な場合がある。
3 1層構造
(フローリング材のみ)
キッチンの下のみ、そのまま 作業が不可能 
4 キッチンの下も張り替える 床の強度・耐久性が復元される 流し台orシステムキッチンを移動する必要あり
5 2重構造
(重ね張り)   
2重構造
(重ね張り) 
キッチンの下のみ、そのまま 作業が不可能
6 キッチンの下も張り替える 床の強度・耐久性が復元される 流し台orシステムキッチンを移動する必要あり
7 1層構造
(フローリング材のみ)
デメリットが多すぎてあり得ない 
我が家の場合、キッチンがシステムキッチンでは無く、流し台で比較的工事が簡単だったので、上記選択肢の中で2を選択しました。

<流し台の高さが変わる事の影響>

我が家のケースでは、
1 写真1の様な流し台と壁の間への水の飛散を防ぐカバーを取り外し、少し高い位置に移動する必要が発生。
2 写真2の様に、ビルトインコンロの配管をコンロ台の後ろから通っている穴を変更。(実際には、穴を少し広げました。普段見えない場所なので、適当に大きくしました。
3 水道管は写真3の様に壁についているだけなので、特に変更する必要はありませんでした。

写真1 流し台と壁の間のカバー
リフォーム後の写真です。


写真2 コンロ台の後ろ
中央やや右下に長方形の穴を大きく空けました。

 
写真3 ガス管
このガス管が写真2コンロ台の後ろの穴を通ります。


写真4 水道の位置
壁取り付けなので、特に問題ありません。
リフォーム後の写真です。 

<流し台の下の床の処理>

@ 流し台とコンロが使用出来なる日数を1日に抑えたかった。
A フローリング材のコストを節約したかった。
という理由で、写真5の様な既設の床の上に、写真6の様に、フローリング材の端材と耐水合板を重ね張りしました。実際、コンロ横のメラニン合板の重ね張りと床下の重ね張りだけを行っている期間のみガスが使えないだけでした。流し台も比較的移動は簡単とは言え、同様に重ね張りを行った為、全てのフローリングの張替えが完成しなくても、一応流し台は利用可能にしました。
(写真1のカバーやタイルが剥がしてあったので、ビニールをテープで貼ったりした仮設の状態で1週間カミサンに我慢してもらいました。 土日しか作業が出来ないので。。)

写真5 コンロ台下の既設の床の状態


写真6  コンロ台下のみ重ね貼りしたところ。

以上の様にキッチンの真下の床の張替え自体は簡単なのですが、付随する作業等に困難を伴います。

<リビング部分のフローリング張替え>

以下リビング部分の張替えの流れの概要を説明します。
詳しいテクニックは、フローリングの貼り方のページを参照してください。

写真7 まず厚さを調べる為も兼ねて穴を開けました。
詳しくは事前準備のページを参照


写真8 既設の傷んだ部分を剥がします
フローリングの一部の張替えの説明ページを参照


写真9 フローリングが傷んだ部分の張替え完了
奥の穴は床下収納の部分です。


写真10 既設の床に記念の落書き


写真11 2列目まで終了

写真12
  家具は全て別の部屋に移動するのではなく、少しずつ移動しながら張替えを行いました。 DIYならではの方法かもしれません。

  8割程度完了したところ


写真13 残すところ最後の1枚となったところ
ガスコンロ手前のところが最後になりました。


写真14 最後の1枚を貼ったところ
@流し台の下の床の重ね張り(上記参照)から開始して、
A流し台とビルトインコンロ入れ替え、
Bタイル張りの壁のメラニン化粧板への張替え
Cリビングを含む13.5畳のフローリングの張替え
を、土日のみで流し台の入れ替えや流し台の壁の変更も含め、約1ヶ月を費やして完了しました。
その間、土日の2-3日間は流し台が使えない状態の日がありましたが、その他は生活しながら、DIYを進めました。
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