<玄関のフローリングDIYのポイント> |
ズバリ框(カマチ)です。 |
<框(カマチ)とは> |
玄関や床の間の一番手前の大きな木です。(写真1参照)。
玄関とそれに続く廊下のフローリングを考える時にチョット悩むのが、この框の部分です。
ですが、この框、ほとんどの家で無垢の木を使っている訳ではなく、規格モノの集合材に化粧合板(但し少し耐久性がある)を貼り合わせた物です。 規格モノであるが故に、そのリフォーム用の、リフォーム用框(写真2参照)が販売されており、それが結構ピッタリ合います。 合わせて見るまで不安だったのですが。。
また、フローリング材はノダ製で、リフォーム框はパナソニック製を仕様したのですが、ホームセンターとプロショップでそれぞれ現物(特に色)を確認して組み合わせました。
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写真1 框(かまち)(リフォーム後)
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写真2 リフォーム框 横から見た写真
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<框(かまち)取り付けと下地作りの実際> |
リフォーム前の玄関と框周辺は下の写真3の様に、傷だらけでした。
また、框を仮置きしたところ、既存の框とフローリングの間には0.5mm位の段差があって旨く合いませんでした。 そこで、写真4の様な、ディスクサンダーに、専用の木工用の紙やすりのディスクをつけて一皮削りました。このサンダーはとても強力であっと言う間に削れ過ぎてしまうので、平面を出すのは難しいですが、どうせ隠すので、少々の凹凸は気にせずトライしました。
おそらく、電動カンナがあれば、BESTなのでしょうが、とてもうるさいらしく出番も少なそうなので、手動カンナと上記ディスクサンダーで済ませる事にしました。 |
写真3 リフォーム前の傷だらけの框
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写真4 荒め紙やすり付いたディスクサンダー
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写真5 削り始め
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写真6 削り終えたところ、カンナも併用してます。 |
写真7 段差が無くなった事を確認
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←左写真7の定規の奥に、巾木が少し削れてしまっているのが見えてますが、ココは下駄箱で隠れるので、気にしていません。(笑)
DIYのだから出来る割り切りかも?
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<玄関のフローリング貼り付けの実際> |
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うちの玄関フローリング場合、框が斜めに取りついている為、フローリングのカットが結構面倒となりますした。そこで右写真8の様に、A4コピー用紙で傾きの型紙を取るところから始めました。
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写真8 型紙とり
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写真9
玄関に床下収納も付けながらある程度貼ったところ
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写真10
床下収納口近くのフローリング材の加工後
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写真11一番カットが面倒だった箇所
框は仮置きしてあります。
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写真12カット後
縦に撮影し、底部を左に回転させたので、遠近法で
少し変形して写っていますが。。。
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ここで少し問題が発生 、鋭角の角がやはり少し合わないし、強度が足りず、折れそうに。。(写真13参照)
そこで、エポキシ系の塗装可能なパテで少し埋め、フローリングの補修ペンで少し塗装しました。
また、玄関周りは雨の日など水が多少かかるかと思い、かるーく、透明のコーキングをはいるところ入れました。(写真14参照)
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写真13問題の鋭角接合部
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写真14
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写真15 完成の図
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床下収納の取り付けは別ページを参照してください。
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