<畳部屋の一部をフローリングに変更> |
元々は図1の様な8畳の和室の一部を図2の様に、フローリングにDIYで変更しました。
動機は
1) この和室の畳の一部が傷んでいて取替えが必要だった。
2) 勉強机の下および周辺は、畳が傷みやすい。
3) 家具の下が畳なのは、勿体ないし、地震で倒れやすい様な気がした
そこで、図1の様な8畳の和室を、図2の様に、L字状の3.5畳分をDIYでフローリングにしました。
その方法は後述する手抜き技で簡単に済ませました。
すでにDIY後10年たっていますが、私的には何の問題も発生していません。
尚、和室このDIYは現在の我が家(中古一戸建て)を購入した直後行ったDIYで、当初、Webで紹介する考えも無かったので、作業途中の写真はありませんが、図を使って紹介します。
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図1 |
図2
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右の写真1はDIY後10年経ってからの写真です。
写真の様に窓には障子があるので、直射日光が
軽減されるのか、ほとんど色あせしていません。
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写真1
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<和室を畳部屋を簡単にフローリングにする手抜きテクニック> |
畳部屋は基本畳が長方形なので、床と接する壁に凹凸が無く、フローリング材のカットは簡単です。
ですが、高さを調整するのに、根太等の角材で調整しようとするとちょっと厄介です。
そこで、図3の様にMDFボード等を使って高さを調整するととても簡単です。
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図3
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高さ調整のための板は軽さの面から、インシュレーションボードが良いのですが、近くのホームセンターで手に入らなかったので、MDFボードにしました。 MDFのほうが硬くて重いです。
さらにMDFを敷き詰める際、力が分散するように、図4と図5の状態が交互になる様にカットして敷き詰めました。
また、部屋も畳も完全な長方形や正方形では無く、畳に関しては大きさもバラバラなので、実際によく計測してからカットを行ってください。
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図4
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図5
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続いて、フローリング材のカット&配置ですが、図6の様に普通にフローリングを並べる方法と、
図7の様に、途中で方向を90度回転させる方向が考えられます。
私は、
@カットの手間が少なくなる。
Aつなぎ目の総延長が短いので、強度が増す。
B木目の感じで、90に回転させても違和感が少なかった。
の理由から、図7の途中で90度回転させる方法で配置しました。 |
図6
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図7
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貼り付けですが、実は私はのせるだけ全く釘、接着剤を仕様しませんでした。
大きな家具がほぼ全域に載っているので、安定しています。 ですが一部の場所で床鳴りがします。
あまり人が通らないところなので、そのまま放置しています。
床鳴りが鳴らない様にするには、MDForインシュレーションボードは木工用接着剤か、根太用ウレタン接着剤等で張り合わせフローリングも普通にフロア釘で固定します。
また、痛んだ畳を選択して廃棄(粗大ごみで市で持っていもらいました)したので、残りの四畳半が完全な四角にならず、少し、隙間が出来てしまいましたが、そこには、薄い合板をカットしたものを突っ込んでしのぎました。
DIY後、6年たった頃に、畳屋さんに四畳半分すべて畳を入れ替えてもらったら、綺麗に隙間がなくなりました。
前述の様に畳の大きさはプロの職人にお願いすれば、現場に合わせてくれるので問題ありません。
当然の事ながら、畳の表替えではサイズは変わりません、畳の新調(入れ替え)が必要です。
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