<取り外し> |
まず、止水栓を閉めます。
大抵のトイレには、写真1の様な止水栓が付いています。
何故かというと、トイレは、水が止まらなくなる様な故障が発生する確率が高い事と、もし、タンク内部のフロー(浮き)の故障で、水がタンクに入りっぱなしになった場合、タンクから溢れない様に、非常用の排水口があるのですが、そこで処理出来る水流より、沢山水が供給されない様に調整する為です。
止水栓を閉めたらタンクの水を全部流してしまいます。
そして、写真の様に手洗い部がある場合は、そこのホースを外します。
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写真9 止水栓 |
写真10 手洗いのホースを外す。 |
ハンドルは無くマイナスドライバで回すタイプです。
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↑長年使っているタンクの中のゴム類は加水分解で溶け、触ると手が真っ黒になる事が多いので、気になる人は手袋をすると良いかも知れません。
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続いて、便器に溜まっている、水を灯油などをくみ上げる手動ポンプでバケツ等にくみ出します。
これをやらないと、動かした時にかなり大量の水がこぼれる事になります。後はネジ類を外して、撤去します。
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写真11 取り外し後
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写真12クッションフロアを外した状態
接着剤が使用されていたのですが、
割と簡単に剥がれました。
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<臭い等> |
写真には写してませんが、パイプの中はそれ程汚かったり臭かったりはしません。キッチンの排水パイプの方がよっぽど酷いです。但しある程度の覚悟は必要です。
調べたところによると、トイレは毎回大量の水で流している事、油分等がキッチンに比べ少ない事等の理由で、詰まる事も少ないそうです。
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3.<床補修・クッションマット貼り>へ続く |